教員からのレポート Report

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「新入生オリエンテーション」に行ってきました

「新入生オリエンテーション」に行ってきました


動物科学科 1年次担任 古田 洋樹、長田 雅宏

 平成28年4月21日(木)から22日(金)の1泊2日の日程で、新1年生100名、動物科学科教員19名、事務職員1名合計120名参加のもと「新入生オリエンテーション」が実施されました。
 初日は山梨県北杜市にあるシャトレーゼ白州工場の見学。シャトレーゼのこだわりの水、原材料について説明を聞き、お菓子の製造過程へ。アイスクリームの行程では乳牛のジャージー種の説明があり、教員は心の中でよく聞いといてくれよと思いながら行程をまわり、最後はお待ちかねのアイスクリームの試食でした!!シャトレーゼ様ありがとうございました。そしてありがたいことにシャトレーゼには池本学長にもご同行いただきました。学生は勿論、教員たちも少し緊張のバスの中でした

 昼食後は、日本獣医生命科学大学の付属牧場である富士アニマルファームへと移動し、あいにくの雨模様の中、班に分かれ富士アニマルファームの場内を見学しました。世界で乳牛と言えばホルスタイン種が90%以上をしめます。牧場には乳牛の5大品種ホルスタイン、ブラウンスイス、ガーンジー、エアシャー、ジャージーがそろっている。シャトレーゼで聞いたジャージーが我らの牧場にいるのです。本物を見ながら、特徴の説明を聞くことができました。見学後は付属研修施設である牧心セミナーハウスに移動して懇親会。立食形式で楽しく食事をしながら、教職員と学生の自己紹介をしました。皆が打ち解け、学生たちは懇親会終了後も話しが尽きず、就寝するまで交流していました。

 2日目は、朝4時30分に起床して、5時から富士アニマルファームでの搾乳見学をしました。見学は希望者のみの参加であるにもかかわらず、学年の半数近い約40人の参加があり、1年生たちのやる気を感じました。朝食後は富士サファリパークにむけて出発しました。サファリゾーンを見学し、動物園の役割、飼育員の業務等について講演をしていただきました。今までは動物園に動物を見に行くぐらいの感覚しかなかったかもしれませんが、この実習を通じて動物飼育の重要性を実感できたのではないかと思います。
 動物が好き・可愛いというだけでなく、もう一歩踏み込んでの実験動物から産業動物の世界を大学4年間で自ら学んでいってもらいたいと思います。