２月９日（金）に動物科学科卒業論文発表会が開催されました。動物科学科では卒業論文が必修科目となっており、すべての４年生が発表することになっています。今回も昨年度と同様に４会場での発表となりました。すでに研究室に所属している３年生は、時計係や照明係などの会場運営を手伝いつつ、来年発表している自分の姿を先輩達の姿に重ねながら参加している様子が窺えました。また、来年研究室に配属される2年生や、再来年、研究室に配属される1年生も研究室を決めるための参考になったことと思います。
　主役の４年生たちは朝の点呼の際、今までに見たことの無いような（？）緊張した面持ちで集合していました。２年間研究室で重ねてきた研究の成果を７分という短い時間に濃縮して発表している姿を見て、こちらにも緊張が伝わってきました。その後の質疑応答では、緊張しすぎて普段なら答えられる質問にも、蛇に睨まれた蛙のようにコチコチに固まってしまっている学生さんの姿も見受けられました。それもこれもいい経験です。今後このような発表会という機会を持つことはあまりないと思いますが、人生に無駄な経験などありません。どこかで役に立つ日がくると思います。発表が終わった際のホッとした４年生たちの顔が今でも忘れられません。４年生のこれからの活躍に期待しています！