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『動物慰霊祭に出席して』

青木 基記(獣医学科3年)

去る11月2日、動物慰霊祭が日本獣医生命科学大学の「仁畜の碑」前においてしめやかに執り行われました。

現在私たちは、善良な獣医師・生命科学者・動物看護士師になるべく本学で学んでいます。その過程で多くの動物を取り扱っており、多くの動物の命を犠牲にしていることは否めません。
その目的は、動物の生命を救う技術を磨くことであったり、人の健康や繁栄のためであったりと様々ですが、何よりも生命と健康を守るために、という目的で別の生命と健康を犠牲にしているという矛盾に満ちた行為が動物実験の一面にあることを常に意識していなければなりません。 そして、私たちは動物と接するに当たり学生として学ぶ目的を明確に持ち、真摯な態度と感謝の気持ちを忘れないことが最も大切であると考えています。

苦慮は尽きませんが、この動物慰霊祭を良き契機とし、志を高く持ち、善良な獣医師・生命科学者・動物看護師として育つことで動物の慰霊と報恩にかえたいと思います。 最後に、改めて動物諸霊の冥福をお祈り申し上げます。