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『志高く、精進する気持ちを新たにする』

井上 朋哉(馬術部主将 動物科学科3年)

去る11月1日、動物慰霊祭が「仁畜の碑」前においてしめやかに執り行われました。
現在私たちは、善良な獣医師・生命科学者・動物看護師になるべく本学で学んでいます。その過程で多くの動物を取り扱っており、多くの動物の命を犠牲にしていることは否めません。
その目的は、医学や薬学、獣医学等の発展、動物の生命を救う技術の発展であったりと様々ですが、何よりもそれらの影に命を犠牲にし、貴重な知見を与えてくれた実験動物の存在があったことを忘れてはなりません。
実験研究のために犠牲となる動物に対しての思いは様々です。動物実験を感情的、道徳的見地から、強く非難する人々も見られます。
しかしながら生命科学を探求する者にとって、動物実験は必要不可欠で避けて通れない研究・学習手段であります。このような状況下で望まれることは、動物の愛護や福祉にも配慮し、科学的・倫理的で無駄のない実験を行うことだと思います。真摯な態度と感謝の気持ちも忘れてはなりません。
苦慮は尽きませんが、この動物慰霊祭を良き契機とし志を高く持ち、精進する気持ちを新たにすることで、動物の慰霊と報思にかえたいと思います。
最後に、改めて動物諸霊の冥福をお祈り申し上げます。