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『人の“食”から“環境問題”まで
  獣医師の領域を紹介』

全国獣医学生交流会(JAVS)
日本獣医生命科学大学支部 支部長

杉澤 良一(獣医学科2年)

「意外と知られていない獣医学分野」と題して発表
2008年4月5日に、第3回MSN交流会が東京女子医科大学を会場に開催され、私達、全国獣医学生交流会(JAVS)日本獣医生命科学大学支部は、他大学の獣医学生の協力を得ながら、当日の分科会を企画・担当させていただきました。

MSNとは、Medical Student’s Network (医系学生ネットワーク)の略称で、医学・歯学・薬学・獣医学といった医系学生間の交流を促進し、協力して学ぶ機会の提供と、社会への発信を目標として、2006年に設立されました。
2008年2月の段階では、全国獣医学生交流会の他に、国際医学生連盟日本(IFMSA-Japan)やアジア医学生連絡協議会日本支部(AMSA Japan)、薬学生の集い(APS-Japan)、アジア太平洋歯科学生会議日本委員会(APDSA)、患者塾といった団体が加盟しています

グループでのディスカッション ■他の医療系学部について学びの機会を得た交流会
今回行われた交流会はMSNの主要行事であり、これまでに引き続き、各団体の分科会をメインに行われました。当日は約80名の医系学生が集い、各団体の分科会を通して、これまで知ることの少なかった他の医療系学部についての認識を深めるとともに、直接の対話を通して互いの意見を交わすことで、一層深い学びの機会を得ることができました。
■「意外と知られていない獣医学分野」と題して発表
私達、全国獣医学生交流会の分科会は「意外と知られていない獣医学分野」と題し、小動物臨床ばかりが獣医師の職域ではなく、様々な分野にまたがる獣医学のカバー領域の広大さについて取り扱いました。今回は特に、魚病学分野や野生動物学分野について述べ、人の“食”に関わることから、今地球が直面している“環境問題”にまで言及し、社会における獣医師が担う役割の多様性と、だからこそ感じられる“やりがい”を示すことができました。人のみを専門的に扱われる、医学部や歯学部、薬学部の参加者の方々には、なかなか知る機会の少ない獣医学分野について、認識を深めていただけたのではないかと思っています。
MSNは企画者も参加者も学生同士であり、決して専門性の高い議論ができるわけではありません。しかしながら、こういった機会を通して交流することは、互いの視野を広げあい、今後学問に励んでいく上で大きなプラスになると考えています。