「智のシンポジウム」にて実施
私達の研究室の卒論発表会は「智のシンポジウム」で報告しております。智のシンポジウムは東大医学部の先生達が中心となり、視覚・聴覚障害研究者の発表の機会を作るのと、専門境界領域をこえた討論がおこなわれるシンポジウムを作る目的から誕生致しました。従って、講演要旨には点字のページがあり、このために要旨は英文で添付する必要があります。4年生の学生に取っては厳しいことかとは思えますが、辞書を片手に英文を書いております。
また、他大学の教員や学生に自分の研究を紹介するには良い機会と考えております。
今年度のシンポジウムにおける学生の発表は東工大、農工大、岡山理大と私達の研究室でした。4年生は夏休みからスライド作りや発表原稿作りにおわれ、11月に入ってからは練習を繰り返して来ました。発表前まで落ち着かない表情であった学生達も、発表や質疑応答に対応でき、他大学の教員からもお褒めのお言葉を頂きました。発表した学生達には自分の卒論テーマの意義と社会性が理解されたものと思われます。下級生からは「先輩に負けないように準備をしよう!」と「来年は私が発表したい!」との発言に心強さを感じます。この日から平成22年11月13~14日のシンポジウムに向けて、準備が始まりました。