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北海道セミナーレポート

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平成22年度食品セミナーⅡ(北海道セミナー)レポート
「学生の熱心さと、ほほえましさを感じた北海道セミナー」

北海道セミナーレポート

藤澤倫彦 教授
食品衛生学教室

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平成22年7月27日より31日までの5日間、北海道内の食品工場等を見学する食品科学科の食品セミナーⅡに3F学生32名とともに参加いたしました。あいにく天候等に恵まれず、余市のニッカウ井スキー北海道工場・余市蒸留所では豪雨により、また、八雲町乳牛育成牧場では口蹄疫の関係で、それぞれ一部の施設を除いて見学が中止になるなど、予定外の行程もありましたが、その他については順調に見学が出来ました。
学生はみな熱心に説明に耳を傾け、メモを取り、積極的に質問するなど、極めて立派な態度で見学に臨んでおりました。特に函館カール・レイモン本社工場(ハム・ソーセージの工場)やはこだてわいん工場ではバスの出発が遅れるほど熱心な質問が相次ぎ、喜ばしく思いました。各工場での説明も丁寧で、学生の質問に対する返答についてもわかりやすく解説していただきました。
一方、見学場所への移動の間、観光地にも立ち寄りました。はこだてわいんの即売所では「お父さんへのお土産です」と楽しそうにワインを選ぶ女子学生がいるなど、父母や兄弟など家族へのお土産を購入する学生が多く、ほほえましさを感じました。
また、1日のうちにいくつものソフトクリームを食べる学生もおり、自分にはとても真似のできない所業に年の差を痛感しました。
私事で恐縮ですが函館の朝市では小林先生や高橋勝さんと海鮮丼を賞味いたしました。ホテルでの朝食を済ませてから1時間も経たないうちに食べられるかどうか不安でしたが、3名とも胃袋は大きそうだし、せっかく来たのでということで私が無理やり誘ってしまいました。大変美味であり、結果は全員完食で、余計な心配をしてしまったことを後悔しました。何の情報も無く、たまたま入ったお店でしたがこれまでに多くの有名人が来店したらしく、証拠の色紙がたくさん飾ってありました。小樽市内では池浦部長とオルゴール館を見学し、大学では見ることの出来ない部長の一面を拝見させていただきました。
天候には恵まれませんでしたが、トラブルも無く無事終了する事が出来て安堵しております。学生の皆さんお疲れ様でした。また、お邪魔いたしました食品工場の方々、有難うございました。最後に、引率をお願いいたしました食品工学教室の小林先生、事務部の池浦部長、高橋勝さん、たいへんお世話になりました。おかげさまで思い出に残るセミナーとなりました。