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シュウカツの友

日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学
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動物看護士・トリマーになるには

(ぺりかん社 2004年)
2009/06/24更新 006号
写真やイラストが適度にあり、看護士・トリマーのインタビューも長めで、ペットロスやアニマルセラピー、ペットシッター、ペットの老齢化、先進諸国の看護士の現状など、きめこまやかに取り上げられている。もちろん、将来性・待遇・収入についても記載されている。
動物や飼い主さんたちとの、コミュニケーションの仕事でもあることを伝えたい、という方向性がきちんとある一冊である。ひとくちに看護士・トリマーといっても、求められていることは多岐にわたる。読むうちに、こんな人材が向いているのではないか、と浮かび上がってくる気がする。
なお、1996年に発足したAHTの向上のための会「日本動物看護士の会」についての記載もあるが、ここは2007年に閉会してしまったようだ。残念である。

当館には「なりたい!トリマー」という図書もある。現在、動物病院でトリムも行っているところは多いが、まだまだ“贅沢”な印象もある。読めばイメージが変わることもあるかもしれないので、ぜひ。