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シュウカツの友

日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学
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動物看護士になりたい

(誠文堂新光社 1999年)
2009/06/24更新 007号
動物病院の診療・経営の仕組みから、アメリカでの現状まで、幅広く記されている一冊。
仕事内容についても“診療”“薬剤”“栄養管理”“環境設備”“検査”“指導教育”と具体的だ。続いて看護士としてどの資格を選ぶか、費用はどれくらいか、などの記載がある。が、本書の半分は実際に働くことについて割かれている。就職活動、動物病院の1日、獣医師・看護士の声、アメリカ留学についてなど、やはり具体的で読みでがある。
「これから動物看護師は国家資格になるか」というページには農林水産省の方の談話が載っている。動物看護師の未来は、獣医師にも関わってくる。これから現場を担う人々には重要なテーマとなるだろう。

なお、日本動物病院福祉協会(JAHA)やコンパニオンアニマル・パートナーシッププログラム(CAPP。アニマルセラピー活動)についても紹介されている。JAHAには認定医・認定看護士の制度がある。こちらも参考にしていただきたい。

当館には他にも「知りたい!動物看護師(資格ガイドシリーズ)」もある。こちらは民間の各資格の比較や、どういった性格のひとが向いているか、といった内容である。参考にしていただきたい。