シュウカツの友

『声にだして読みたい日本語』の著者の一冊である。
就活と読書がカンケイあるのか？　読書のススメか？　ツッコミを入れたくなる方は、ツッコミがてら、ずずいと読んでしまってほしい。
特に、まだまだ就活が遠い、ヨユウのあなたには強くおススメする。
自分には、どんなことがいずれ求められるのか。
今なら焦らずやれることは、どんなことなのか。
ま、要するに、初めて面接を受けてちょっとばかりショックなことを言われてアタマ真っ白になり「今までナニしてきたの」なんて言われるより、本書を読んでおくほうがラクだと思うのである。
読書なんて、ナニになるのか。そう思うのもわかる。好きならともかく、好きでもないのに目的もなく、だらだらと文字を追えるものでもないだろう。
でも、世の中にはいろんな本がある。小説だけじゃないし、教科書だけでもない。
興味のある本というのは、必ずある。そこからまず、読めばいいと思うのです。

本書は突き詰めると「ディープに生きる方法教えます」という内容である（と思う）。
それは、ちょっとやそっとじゃ折れないし、すぐどん底にぶち当たったりしない生き方だ。
ちなみに当館には『コミニケーション力』『読書力』『地アタマを鍛える知的勉強法』など、他にも齋藤氏の本がある。まず齋藤氏からディープにいってみようという方は、そちらもどうぞ。