はたらく人びと

「シュウカツの友」でとりあげた『フードコーディネーター教本』を読むと、その情報量の多さにびっくりする。
が、本書を読んで、納得したのである。フードコーディネーター（本書ではフードビジネス・コーディネーター）は、本当にさまざまな場面で活躍している。実にマルチな職業なのだ。

88人の紹介は、一応、次の５方面に分けられている。


が、その＜外食・中食＞も更に「メニュー開発／コンサルティング／店舗オーナー／マネジメント／その他」と細かく分割されているのである。そして、そのどれもが多様化する食生活を繁栄して、実にオモシロい展開をしているのだ。ネットビジネスもあれば、デパ地下もある。病院食もあれば屋台もある。また、海外で活躍している人もかなりいる。世界市場への日本食の拡大を見れば、当然なのだろう。
とにかく多種・多様、“こんな仕事もあるんだ”というユニークな仕事があまりにありすぎて、一挙掲載、という言葉がぴったりな本書である。自分でも思ってもみなかった、将来の仕事のヒントもみつかるのではないだろうか。