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マンクスロフタンを上野動物園へ譲渡 富士アニマルファーム

マンクスロフタン

富士アニマルファームに繋留
されていた頃のマンクスロフタン

富士アニマルファームの表看板は、確かに乳牛の5大品種を繋留し高い技術力で飼養管理し学生たちの実習や実験に提供していることではあるが、もう一つの看板は綿羊の希少品種であるマンクスロフタンの雄雄しい雄を深い愛情の下で飼育し温和な性格にして管理を続けたことである。
来場者はこの羊を見ると必ず歓喜の声を上げ、その気品に圧倒された。
今回、上野動物園の園長先生から直々のお願いがあって「多くの人にこの素晴らしい生き物の姿を見てもらおう」とマンクスロフタンを譲渡することになった。
長年の飼育者としては寂しい思いもするが、この羊が天から与えられた使命を考えると来場者の数が圧倒的に多い上野動物園に展示した方がより責任を果たせるのではないかと考え決断した。
残された我々としては、高齢になった羊が早く東京の水と空気に馴染み、上野の皆さんに可愛がってもらうことだけが望みである。幸いなことに、担当者となる人は優しく、動物の扱い方がとても上手である。施設も充実しており安心してお渡しすることが出来た。
また、富士アニマルファームでは既に4本角の若い後継羊が繁殖雄として活躍中である。

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