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平成23年度 第4回 FD講演会を開催しました

平成23年度 第4回 FD講演会
授業内容・教授法の改善を目指して

日本獣医生命科学大学FD委員会主催 第4回講演会
「学内LANによる情報の共有化とセキュリティの問題」

FD委員会 委員長 西村 敏英 (食品科学科 食品機能化学教室 教授)
平成23年度の第4回講演会が、去る2月23日(木)の午後4時より6時まで、本学B棟312室で開催された。年度末の多忙な時期にも関わらず、学長をはじめ教職員52名が参加した。今回は、朝日大学経営学部長の奥山 徹先生に「学内LANによる情報の共有化とセキュリティの問題」という演題で講演をしていただいた。
1990年代以降、学内LANが急速に進み、それを介してインターネットに接続できる時代となった。一方、ファイルサーバー等を設置し、種々の情報を共有するLAN本来の使い方も浸透している。このような中で、学内LANによる情報の共有化における情報セキュリティ問題は非常に重要である。
講演では、まず、「覆水盆に帰らず」や「人のうわさは75 日」という格言を用い、「ネットワーク上に流出した個人情報は消えない」、また「ネットのうわさは無期限である」ことを説明され、重要なデータは、ネットワークに流さないことが大切であると注意された。私たちは、日頃から、便利なネットワークで、多くの情報を流しているが、ネットの怖さを認識し、送信する情報を選択する必要がある。
次に、情報管理の方法として、3つの要素が紹介された。1つ目は、「機密性」(暗号化により、秘密のデータを見えなくする。)、2つ目は、「完全性」(電子署名により、内容が変更されていないことを担保する。)、3つ目は、「可溶性」(アクセス制限により、必要時に必要な人が利用できる。)であり、具体的な説明がなされた。特に、「機密性」と「完全性」は、暗号化技術で対応でき、情報管理がより高められると解説された。
個人情報の流出媒体として、紙媒体が最も多いことから、管理の重要性が指摘された。さらに、パソコンからも個人情報が漏れることも多いので、大学関連のデータは、自宅に持ち帰らず、処理することが勧められた。パソコン以外には、CD-ROMやUSBメモリからも盗難等で個人情報が漏れるので注意が必要であると指摘された。
講演後には、教員による質問がなされた。1つは、「学生の情報をどこまで公開できるか」に関してであった。これに対しては、入学時に大学が、「教育の質を高めるために、教員間で学生の情報を共有することがある」といった「情報に関する包括的アグリーメント」を保護者と結んでおくことが良いと示唆された。この他にも、多くの質問がなされ、2時間の有意義な時間を過ごすことができた。
これからも、FDに関わる様々なテーマを取り上げ、講演会を企画してゆきますので、ご参加をよろしくお願いいたします。また、FD活動へのご協力もよろしくお願いいたします。