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日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

第66回「日獣祭」が開催されました~日獣祭実行委員の活躍の向こう側~

 去る10月31日、11月1日に第66回日獣祭が開催されました。本年度のテーマは「日々獣実」です。急に冷え込んだ2日間でしたが7000人近くもの方々にお越しいただき、これまでで最大の来場者となりました。ミニミニ牧場、合唱、ウィンドアンサンブル、演武やダンス、ペットショー、未来の動物看護師によるわんポイント講座、研究発表・展示等々、本学ならではの盛りだくさんの企画がありました。いつも学生たちをあたたかく見守ってくださる近隣の方々、愛犬猫家の皆さま、動物とのふれあい体験を興奮気味に楽しんでくださったお子さんたち、その他この日獣祭にご来場、ご協力いただいた方々に心から感謝申し上げます。

日獣祭パンフレット(広報部門)

27の教室企画(渉外部門)

52もの模擬店(渉外部門)

 ところで、当日に白いパーカーを来た学生たちが走り回っていたのを覚えていますか?この大学祭を企画・運営し、大盛況に導いた「日獣祭実行委員」たちです。日獣祭実行委員は本学の学生有志からなる団体で、開催準備は4月以前からスタートしています。勉学や研究活動の合間に、毎週のように打合せを重ね、本学ならではの企画は何か、どうしたらもっと楽しんでもらえるか、動物との絆を深いものにできるか、試行錯誤をしながら練り上げてきました。また、保健所、消防署等の公的機関との折衝、周知活動等、出展団体に代わって多くのことを行ってきました。

企画を見守る日獣祭実行委員たち

看板製作中

ステージ看板(装飾部門)

 大学正門を彩った「風船のアーチ」、中庭やアリーナのステージ看板等は、夏休みから制作を始め、日獣祭直前までかけて作り上げた日獣祭実行委員会「装飾部門」の手による力作です!多くの団体の模擬店や展示がスムーズに行えたのは、「渉外部門」の頑張りのおかげです。かわいいパンフレットの作成・広告の取得に奔走したのは「広報部門」、牛乳早飲み等の楽しい企画は「企画部門」、そして限られた予算の調整に奮闘し、当日は受験生の相談コーナー日獣Cafeを担当してくれた「会計部門」、それぞれの部門の学生たちが妥協することなく日獣祭を成功に導きました。

牛乳早飲み(企画部門)

日獣Cafe(会計部門協力)

 この裏方の活動こそが日獣祭を支え、全力を注いできたからこそ、終わった瞬間、実行委員の一人一人が高揚感や充足感を感じ、しみじみと湧き起こる感動につながっているのだと思います。そして、委員のトップに立った委員長と幹部の学生たちに賛辞と労いの言葉を贈ります。この貴重な経験が、彼らの今後の学生生活、そして社会生活の中で、自信と誇りを持ち続けることにつながってくれると信じます。ご来場いただいたご家族が「ここの学園祭は手作り感満載でそこがとても良いのよね~!」と楽しそうにお話ししていたことがとても印象的でした。
 余談ですが、日獣祭が終わっても実行委員の活動は終わりません。翌日の片付けは、朝から土砂降りの冷たい雨となり、全身ずぶ濡れになりながらテントを畳み、5時間かけてすべての片付を終えました。そして、年末まで後始末や来年の実行委員への引継等、その活動はまだまだ続きます。
 実行委員のみなさん、ひとまず、お疲れさまでした。そして、大きな事故もなく日獣祭を終えられたことに、大学として心より感謝いたします。

学生支援センター