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第6回日本比較病理学研究会開催報告

 2018年3月3日(土)13時より、本学E棟111講義室において第6回日本比較病理学研究会が開催されました。 この研究会は、日本医科大学と本学の病理学研究の相互の学術交流、並びに親睦を深めることを目的に「日医大・日獣大病理学合同カンファレンス」として6年前に発足しましたが、現在は「日本比較病理学研究会」と改称しました。東京都健康長寿医療センターの参画とともに、演題内容も病理学分野に留まらず多分野にわたり、本年度の参加者数は50名(学生16名含)となり、本研究会の益々の拡大・発展が期待されます。
 主催・世話人の髙橋公正教授の開会挨拶に続いて、昭和大学、環境科学技術研究所、東京都健康長寿医療センターから1題ずつ、日本医科大学と本学から2題ずつの計7題の講演と15演題のポスター発表がなされ、18時半過ぎまで熱い議論が交わされました。本研究会テーマ「古くて新しい病理解析への挑戦」は、古くからヒトの目を通して病変を診断している現状に、現代のテクノロジーを加えた客観的診断への挑戦であることを宣言したものです。デジタル病理画像の遠隔診断をはじめ、大腸がん予後病理検査の指標、放射線障害の経時的変化、糖尿病ラットの特殊機構、高齢者がんの特徴といった講演に続き、記念講演として、本年で定年退職となる髙橋公正教授に「比較動物病理学とともに43年」と題して講演して頂きました。自分の課せられた研究テーマにどのように取り組んだのか、病理学者としての基本姿勢をご教示して頂きました。
 最後に、清水章教授(日本医科大学 解析人体病理学)の閉会挨拶後、本研究会の発足・発展に寄与した髙橋公正教授に名誉会長の称号と記念トロフィーが贈られました。参加者の集合写真撮影後、会場を移動して懇親会を催しました。東京都健康長寿医療センターでの次回開催を約束して21時半過ぎに散会となりました。

(獣医学科 准教授 塚田 晃三)