ニュース news

日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

本学学生(獣医保健看護学科)が中級バイオ技術者認定試験成績優秀者に選ばれました

 21世紀はバイオの時代といわれているように、バイオ技術は私たちの生活の中に入り込んでおり、生命科学の分野において目覚ましく発展しています。バイオ技術者認定試験は、このようなバイオ技術の進歩に対応した技術者の教育・養成を目的に、NPO法人日本バイオ技術教育学会が認定している試験になります。本学学生は中級試験(2年次以上)、上級試験(3年次以上)に受験資格があります。本学では、学内に(任意組織)バイオ技術者認定支援委員会を設置し、資格の意義の説明や質問に対応することで、バイオ技術者認定試験を推奨・支援しております。この取り組みは、受験者の増加やバイオ関連科目の学習意欲を高め、さらに平成25年度より本学が試験会場となり受験(本学学生のみ)できることに繋がりました。

 平成30年度は12月16日に実施され、中級試験は99名(全国1180名)、上級は17名(全国276名)が合格しました。喜ばしいことに、獣医保健看護学科の鈴木遼太郎さんが全国で上位10番以内の成績であった者に贈られる、中級バイオ技術者認定試験成績優秀者に表彰されました。鈴木遼太郎さん、おめでとうございます。なお、本学からの当該優秀者は4人目となり、中級においては初めての大変名誉な賞になりました。
 最後に、ご協力、ご支援いただきました皆様および事務部教務課職員にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

  • (任意組織)バイオ技術者認定支援委員会
  • 獣医保健看護学科  教 授 近江 俊徳
  • 動物科学科     准教授 中尾 暢宏
  • 獣医保健看護学科  准教授 落合 和彦
  • 食品科学科     講 師 原 宏佳

≪受賞者のコメント≫ 獣医保健看護学科3年次 鈴木遼太郎(受験時は2年次学生)

 私は講義のテストやレポート等もある中、試験対策の勉強にあまり時間が取れませんでしたが、隙間の時間を使って勉強に取り組みました。対策問題集を一通り解くと出題の大まかな傾向が分かり、本番にも十分対応できるかと思います。今後バイオ技術者検定試験を受験される方は、テストや課題等の多い時期と被ることを考え、余裕をもって勉強に取り組まれることをおすすめします。また、大学で購入できる対策問題集は売り切れる場合があるため、お早めに買われると良いかと思います。

 成績優秀者に選ばれたと聞き、驚きと共にとても嬉しく感じています。3年次から研究室に所属するにあたり、検定試験で学んだ内容を生かして研究を行っていきたいです。日頃より実習・講義を通じてハイレベルな知識をご教授くださり、また受験の機会を与えて下さった先生方に心よりお礼申し上げます。

■関連ページ