学術フロンティアとは

日本獣医生命科学大学の「ゲノム・プロテオーム解析による予防獣医学の展開」プロジェクトが平成17年度文部科学省研究高度化推進事業・学術フロンティア推進事業の拠点のひとつに選定されました(平成21年度までの5年間)。

このプロジェクトは獣医学,畜産学,栄養学,免疫学,疾病予防学を包含する研究で,ゲノム ,プロテオーム,メタボロームの解析により,動物の疾病の新たな診断・予防システムの確立を目指すものです。

疾病の原因となる因子の検索や発症メカニズムの解析に必要な機器としてDNAシーケンサ,質量分析器,高速液体クロマトグラフィなどの整備を進める一方で,動物保護の観点から,微量サンプルでの解析や臨床応用のための遺伝子診断を用いた迅速解析法の開発など測定技術改良も進めています。

こうした先端的な診断技術を確立することにより,疾病の早期診断を基にした疾病の予防や軽症化を図る「予防獣医学」を展開していく予定です。 さらにこの研究の過程で生み出される知見は,医学,畜産領域をはじめとして多くの学問領域に有用な知見を提供し,生命科学研究の進展にも寄与するものと確信しております。

研究分野・内容

獣医学、畜産学、栄養学、免疫学、疾病予防学を包含する研究分野で、ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクスを駆使して、動物の疾病の診断・予防システムの確立を目指す研究です。

研究の目的と意義・期待される研究効果

1.動物の疾患のゲノム、プロテオームマーカーの開発
2.プロテオームマーカーとゲノムマーカーの関連性の検討
3.新しい診断マーカーを用いた疾患の診断プロファイルの作成
4.動物疾患への遺伝子治療の応用試験
5.予防獣医学の展開