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第2号:「春の芽吹きを迎える前に」

吉村 格(准教授/牧場長補佐)

2007/3/26 更新
 富士アニマルファームのある標高1000mの富士山の裾野でも春を感じる季節になりました。牧場の春の作業は冬場に貯まって熟成した大量の家畜の糞尿を、牧草が春の芽吹きを迎える前に草地へと散布し還元することから始まります。大型のトラクターに連結されたマニュアスプレッターという機械で堆肥の散布作業は行われます。
■堆肥散布
太陽の光と空気という自然の恵みに支えられた草資源は、牛、馬、緬山羊などの草食動物がエネルギーやタンパク源とするために食べ、体内で利用した後は糞尿として排出される。 理想的な畜産は「土」・「草」・「牛」の関係を繋いでゆく循環型の環境を形成するが、堆肥散布という作業は「草食動物」の糞尿を「土」の養分として還元する目的をもつ。