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第34号:機械は「忙しいときこそ信頼できる機械」

寺岡 貴(富士アニマルファーム/研究補助員)

2008/12/16 更新
 かつて日本の農村には、至るところさまざまな農具があった山あいの石ころ畑、川沿いの段々畑湖沼や河のほとりの泥んこ田、干拓地の重粘土水田、農業を育んできたさまざまな環境のなかで農民が長い歳月をかけ工夫を凝らして創り上げてきた多様な農具があり積み重ね進化しそれが試行錯誤して今日の農業機械に至っております。
 農業機械の始まりは農具と農業機械との区別は厳密なものでなく、農具から農業機械への進歩は連続的な変化であった。それでも、18世紀の蒸気機関の発明、18世紀から19世紀にかけての産業革命が農業機械の発展に影響をあたえてきました。
 農業機械は機械自体がさまざまな作業機を接続、搭載することで威力を発揮する機械であり、また昨今は低コスト農業とともに規模拡大、大型機械の導入が呼ばれています。「いかに仕事を効率的に苦労せずに短時間で」という認識は昔も現代も共通することのようです。
 機械は「忙しいときこそ信頼できる機械」であることが最も重要です。そのためには安全対策は勿論ですが、なんといっても欠かせないことは機械整備です。機械の異常は、異微(異常音・異常発熱・油漏れ・異常振動など)によって表れますますので、五感をもって機械に接し注意することも欠かせないことです。また点検の心構えとして最も重要なことは異常の早期発見です。機能を重視するあまり安全性が犠牲になり作業中に不用意な接触で思わぬ事故をする原因にもなりかねません。そのような事故・ケガを防ぐためにも機械整備が不可欠でこれらを怠ると安全性は一気に低下します。常に使用する機械が100%の力を発揮できるように日常の管理を適正におこなうことが大切であります。
 今後、さらに機械整備の心がけを忘れずに日々考えながら安全性の確保・効率的利用のための整備を求め危機管理の充実を図っていきたいと考えています。