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牧場だより「継・いのち」 第136号 | 獣医保健看護学科1年次牧場実習
第136号:獣医保健看護学科1年次牧場実習
-参加学生からの報告-
獣医保健看護学科1年次 髙田 優三
2015/06/12 更新
私は、富士アニマルファームの牧場実習を通して多くのことを学び多くのことを発見しました。
2泊3日で行われた牧場実習、後半グループの私は3日間晴天に恵まれ、とても充実した実習をすることができました。大学の校舎を出発し数時間後に着いた富士アニマルファームは、あたり一面を緑に囲まれ、普段の学校生活とはかけ離れた環境でした。
実習が始まるまでは、不安も多くありました。朝4時半に起床し、5時~17時まで実習というスケジュール、また班の中で唯一の男子であり班長であった私は、うまく実習を進められるかとても不安でした。しかし、いざ実習が始まるとその不安もすぐになくなりました。正直、早い時間の起床は辛かったですが、実習はどれも楽しく自分にとって新鮮な体験の連続だったので3日間はあっという間でした。
牛の搾乳・乗馬・羊の毛刈り・牛の直腸検査など、とても貴重な体験を多くしました。中でも一番印象に残ったのは、牛の直腸検査です。牛の体内の器官を直接指先で感じ取ることができ、今までに無い形で内部の構造を理解することができました。私は今まで、特に深く考えずに牛乳や肉、羊毛製品などに触れてきました。しかし、これらの貴重な体験を通して牧場教職員の方たちの苦労や製品ができるまでの過程を知れたことでその製品に対するありがたみを実感することができました。
はじめは、ほとんど話したことが無かった班員の人たちとも3日間の実習の中で話したり、協力することができ、充実した3日間を過ごすことができました。この牧場実習での貴重な経験は、私の人生にとって大きな影響を与えるものでした。私は大学生活の中でこのような体験をできたことを、とてもうれしく思います。