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第141号:船津地区公民館事業「動物ふれあい体験」報告

富士河口湖町教育委員会
中央公民館館長 越石節代

2015/08/05 更新
夏休みに入った7月23日に船津地区公民館事業の一環として「動物ふれあい体験」を企画しました。船津小学校の2年生以上を対象に募集したところ、28人の参加者がありました。以下に富士アニマルファームでの体験の様子・子どもの感想・企画側の感想を記述いたします。


①羊班
羊の毛刈りと羊毛を丸めて小さなボールを作る体験でした。毛を刈るのに大きなハサミを持った子どもたちは、皮膚を傷つけてはという思いから不安げな様子で刈っていました。ボール作りではふわふわの羊毛に洗剤を付け両手でお湯と水を交互につけて丸めていました。何回か繰り返すうちにボールは硬くなり、丸い形になっていきました。自分へのお土産ができ皆喜んでいました。

②牛の餌やり班
牛の餌にはどんな物があるか?牛の種類等を説明して頂いた後、実際に干し草を一輪車に積んで餌やりをしました。草をほぐしてからあげると説明がありましたが、初めて牛に近づいたため怖さが先に立ち、さっと草を餌箱に投げるようにしていく子どもが多かったです。慣れてきてからは、しっかり餌箱に入れていました。牛はもぐもぐと子ども達が与えた餌を美味しそうに食べていました。その後牛の糞が肥料になるという話を聞いてから堆肥小屋に行きました。堆肥の中の温度は80度あり、そのため小屋の中はむっとして暑く、堆肥の匂いに耐えられない子も数人いました。

③乗馬体験班
牧場長の吉村先生から「馬の親指はここに付いていて夜目と言うんだよ。」という話を聞いて驚いていました。先生が馬の顔に触れながら話をしていたので、馬に触れることに抵抗のあった子どもも、馬の顔に触れたり、手綱を持ったりして馬と仲良くなれました。その後の乗馬体験では、2年生は体が小さいため一人で馬に乗ることは無理だと思っていましたが、先生の好意で一人で馬に乗る体験をさせていただきました。先生は子ども達を上手に馬の背中に乗せ手綱を引いて下さり、はじめは緊張気味だった子も段々と慣れて、リラックスして乗っていました。貴重な体験をさせていただき企画した私も満足でした。

④子牛への哺乳体験班
まず、哺乳体験をする部屋へ、靴の底を洗って入り、配られたゴムの手袋をして、ミルク作りをしました。ミルクの粉をお湯で溶かし、かき混ぜて作ったミルクを子牛に与えると、「チュチュ」と言いながら飲みました。牛は胃が4つあるため、そのような飲み方をするのだと教えていただきました。

⑤児童の感想
・普段出来ない羊の毛刈り、牛の餌をやり、動物との触れ合いが出来て嬉しかったです。
・動物のことは色々知っているつもりでしたが、今日はじめて知ったことがたくさんありました。
・馬に乗ることが出来て嬉しかったです。楽しい一日を過ごせました。ありがとうございます。

⑥企画側の感想
梅雨が明けてからは毎日猛暑が続き、熱中症が心配されるなか当日を迎えました。前日の天気とは打って変わって雨がしとしと降っていました。集合時間までには子どもたちが続々と集まり母親たちも見送りにきていました。夏休みの初日、子ども達にこの牧場で良い思い出を作ってあげたいという気持ちが天に届いたのか、牧場長の話を聞いたり、体験の担当の先生の紹介をしていただいている間に、雨がやみました。子ども達が体験している時間からは、曇りの状態が続き体調を維持するのには丁度良い天気でした。参加者全員が乗馬体験できたことは、最高のお土産であったと思います。牧場長は、2年生を一人で馬に乗せることには不安もあったかと思いますが、企画側の希望をご理解いただき体験をさせていただいたことに、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
私は昭和18年の生まれです。各家庭では家畜を飼い、ウサギ ヤギ 牛などの餌は、子どもが草を刈って与えることが日課になっていました。にわとりは卵も売るために飼っていたので、家で卵を食べることはそんなになかったです。牛は田を耕したり田植えの前にシロカキをしました。また、山で切った木を牛が引いて家まで運んでいるのを子どもの頃の生活の一部として覚えています。この時代には生活が正に様々な体験の場でありました。しかし、現在は時代の変化と共に生活の中で自然に触れたり、ペットとしての動物以外に触れたりする機会は殆どなくなっていると思います。公民館事業の一環として実施した「動物ふれあい体験」は、子供達にとって夏休みの思い出の1ページになるとともに、富士アニマルファームの教職員の方々を通じて動物を飼育することの大変さを実感することができたいい機会となったのではないかと思います。