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第182号:獣医学科4年次動物衛生学実習を終えて

獣医学部獣医学科 疾病予防獣医学部門 衛生・公衆衛生学分野 助教 佐藤 由佳

2017/10/10 更新
 9月25~29日の5日間、富士アニマルファームで獣医学科4年次の動物衛生学実習を実施しました。本実習は獣医学科のコアカリキュラムにおいて2回目となる牧場での実習です。動物衛生学は非常に幅広い分野を対象とする学問で、主に飼育動物の健康を維持・増進させ、家畜の振興に寄与することを目指す学問です。そのためには動物の健康状態を把握する必要があります。今回の実習では牛の基本的な扱い方を復習した後、内科学実習では採血・注射法・採尿・ルーメンジュース採取とルーメン原虫の観察、繁殖学実習では直腸検査法・薬液注入法、環境衛生学実習では気動の測定法・臭気検査を行いました。また朝夕には、健康な牛の食欲・糞尿の状態・触診・心拍数や呼吸数の聴診・打診・第一胃の動き・貧血の有無などを観察しました。学生は真面目に積極的に実習に取り組んでいました。今後学生は臨床分野、公衆衛生分野など様々な方面に進むことになりますが、今回の実習で得た手技や学んだことを応用して獣医師として活躍することを願っています。
 最後にご協力いただいた産業動物臨床学研究室、獣医内科学研究室、獣医臨床繁殖学教室の先生および補助学生の皆様、引率をしてくださった先生、吉村牧場長をはじめとする付属牧場スタッフの皆様、実習牛に心より感謝申し上げます。