獣医学科長からのメッセージ

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高度な専門性に加え
社会が求める能力を身につけたスペシャリストを育成

獣医学科長
小山 秀一

 獣医学というと、多くの皆さんは「犬・猫の病気を治す」というイメージを持たれるかもしれません。しかし、獣医学がカバーする分野は、実際にはもっと大きく広がっています。牛・豚・鶏といった産業動物も対象であり、その肉や卵などの「食の安全」を確保するのも役割のひとつです。また、人間や動物の薬を開発する際の効能・安全性・毒性に関する調査や人獣共通感染症の防御、さらには野生動物の保護・共生なども獣医学の範疇です。
 本学では、卒業後に獣医師として臨床現場で活躍できるよう実習を充実させていますが、そのベースとなる基礎獣医学の教育も重視しています。また、公衆衛生や獣医衛生の分野でも能力を発揮できるよう応用獣医学の教育にも力を入れているため、幅広い分野についてバランスよく学ぶことができます。さらに、小動物を対象とする実習は付属動物医療センターで、産業動物を対象とする実習は富士アニマルファームで、深く学ぶことができます。
 獣医学科では、「自ら課題を発見し解決する能力」「協調して課題を解決する能力」を育み、社会が求めるスペシャリストの育成を目指しています。