教員からのレポート

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井の頭自然文化園で開催された「ヤマネコ祭2018」に参画しました

 10月27日(土)、28日(日)の2日間にわたり、井の頭自然文化園で開催された「ヤマネコ祭2018」に、本学からも3つの研究室が参加いたしました。
 このヤマネコ祭は、絶滅に瀕するツシマヤマネコの飼育繁殖に井の頭自然文化園が取り組み始めたことやヤマネコや対馬の現状を知っていただくためのイベントとして2009年から始まりました。当初から、本学のヤマネコ研究チームも参画し、毎年ブースを出展しています。今年度は、本学から獣医学科野生動物学研究室、同獣医臨床繁殖学研究室、動物科学科動物生産化学教室が、また地元対馬市やヤマネコ保護関係NPO、岐阜大学など、合計10団体が出展して、それぞれの活動紹介などをしました。
 このほかにも、ヤマネコに関するクイズラリーやヤマネコフェイスペイントのコーナーなど、多彩な催しがあり、天候に恵まれたこともあって、多数の来園者が参加してくれました。

 さらに、当日は特別企画講演会が催され、本学の堀達也教授(獣医臨床繁殖学研究室)から「ヤマネコの人工繁殖に挑戦する!」、井の頭自然文化園のヤマネコ飼育担当者である唐沢瑞樹さんから「井の頭自然文化園が取り組むツシマヤマネコの保全」について、興味深い講演をしていただきました。
 本学は、2014年に井の頭自然文化園を含む都立動物園の運営団体・東京動物園協会と連携協定を締結して、ツシマヤマネコをはじめとする希少動物の保全や教育研究の活動を協同して行ってまいりました。この講演会は、その成果報告を兼ねて開催されました。60名定員の会場はぎっしり埋まり、参加者の関心の高さがうかがえました。

(獣医学科 野生動物学研究室 教授 羽山伸一)