獣医学科長からのメッセージ

前へ戻る

動物の尊厳と健康を守るために必要な
保健と看護の両分野を学ぶことができます

獣医保健看護学科長
梶ヶ谷 博

 獣医保健看護学科は、獣医療や獣医科学を基礎としており、動物看護教育のみならず、広い視野の教育目標を携えた「保健と看護」の両輪にまたがって学ぶことができる我が国でも稀有な専門教育の課程です。
 保健と看護の両輪について私たちは次のように考えています。「看護」が目の前の傷病動物の状態を正しく理解しながら治療の手助けをし、福祉を考えながら栄養管理やリハビリテーションを含めて健康までの回復を助ける行為とそのプログラム作りという、動物たちの傷病の中心に位置する領域だとします。
 一方で「保健」とは動物たちの飼育や生息の社会的環境や人との関係、自然的環境を分析的に理解しながら、動物の健康維持や生きるのに必要な諸条件を探ったり、そこに悪影響を及ぼす傷病の原因を探り当てて除去する予防と管理の周辺的な領域なのです。
 この学科では両者をバランス良く学ぶことができます。動物を知り、健康を守り、復活させ、健康を維持させ、健全な環境を管理しながら守るには両者の調和が不可欠なのです。この学科で知と技を学び動物たちの尊厳と健康を守ってみませんか。