実践動物看護学研究分野

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分野と研究内容

【研究の方向性】

良質の獣医療を語る時に動物看護師の存在は重要です。現在、動物看護師としての法的な裏付けが存在しない時代だからこそ、実践動物看護学分野の研究は重要であると考えております。この研究分野は動物看護の専門性を証明に必要な、臨床動物看護、動物看護教育、動物看護管理、国際動物看護の4つのテーマを沿った目的をもつ分野です。今後も動物看護の視点や役割の明確化を大きな目標として、積極的に研究内容を明文化することに貢献したいと考えています。 現在は、皮膚分野での確立を柱にしております。

教員紹介

百田先生
  • 氏 名百田 豊
  • 役 職准教授
  • 学 位博士(獣医学)
研究者情報

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その他の項目

動物看護師さまへ – 卒後教育への貢献 –

動物看護師の専門分野の確立を目的として、「動物看護皮膚科美容研究会」を2017年より開始いたしました。講義と実習を行なっておりますが、とくにウェットラボ(実習)を開いているので、ご興味のある方はホームページからセミナーの日程情報を確認することができます。ぜひ、ご参加ください。

(内容)普段の皮膚科診療に役立つコンテンツを増やしております。治療用の洋服を手作りをしたり、シャンプーを構成する香粧品製剤を学び、実習で作成した自作シャンプーでウェットラボを行うなど興味深い実習を提供しております。

動物看護皮膚科美容研究会ホームページ(外部リンク)

獣医師さまへ – 卒後教育への貢献 –

犬における慢性増殖性皮膚炎の治療である、ステロイド外用パルス療法(MMD療法)を開発いたしました。すでに全国の獣医師の方々に利用されています。動物看護師が診断・治療に参加できるように、皮膚テープストリッピング検査の標準方法を開発いたしました。また、新たな外耳炎治療戦略を考案いたしました。現在、本学付属動物医療センター研修医に対してこれらの診断・治療方法の指導をおこなっています。