教員からのレポート

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大学院獣医保健看護学専攻博士前期課程1年次加藤由比子さんが
第158回日本獣医学会学術集会において生理・生化学分科会奨励賞を受賞しました!

獣医学部獣医保健看護学科 獣医保健看護学基礎部門教授 近江 俊徳

講師 落合 和彦

(表彰状とトロフィー)

(左から:近江教授、加藤さん、落合講師)

 本学大学院獣医保健看護学専攻博士前期課程1年次(基礎部門)の加藤由比子さんが日本獣医学会生理・生化学分科会(中村洋一会長)より分科会奨励賞を授与されました。演題名は「前立腺がん関連遺伝子SGTAイヌホモログの構造および機能解析」で、症例数は少ないものの、予後が非常に悪いイヌの前立腺がんにおける増悪因子候補であるSGTA遺伝子のイヌホモログをクローニングし、この分子が前立腺がん増殖シグナルのひとつであるアンドロゲン受容体の分子成熟に関わる可能性を示しました。これにより、ヒトの末期前立腺がんと病態が近似するイヌ前立腺がんの発症機序解明の基盤が構築され、SGTAを標的としたイヌ前立腺がんに対する新規治療法開発への道筋が拓かれました。今後も獣医保健看護学的、生命科学的視点で本研究を展開し、新たな発見に繋げてほしいものです。
 本研究の詳細はKato et al., The Veterinary Journal 206巻2号pp143-9に掲載されております。