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獣医保健看護学専攻の大学院生2名が日本ペット栄養学会第18回大会において『優秀発表賞』を受賞しました!

獣医保健看護学科 獣医保健看護学臨床部門 助教 小田 民美

 平成28年7月24日(日)に本学で開催された日本ペット栄養学会第18回大会において、大学院獣医保健看護学専攻博士前期課程2年次の宮島芙美佳さんと、博士後期課程2年次の生野佐織さんがそろって『優秀発表賞』を受賞しました。
 宮島さんのテーマは、腎疾患などをもつタンパク制限の必要があるネコや、食欲不振、低栄養のネコに対してより効率的に栄養を摂取させるために中鎖脂肪酸が利用できないかを検討したもので、生野さんの研究テーマはイヌの消化管運動性を評価するための血液マーカーを検討した内容です。これらの研究は、イヌやネコの年齢や健康状態に合わせた栄養管理に有効な情報となり得ることが評価されての受賞となりました。
 2人とも、今回の受賞に至るまで何度も失敗をしながら試行錯誤を繰り返し、根気強く研究を続けてきました。たくさんの人や動物の協力のもとに研究ができることに感謝し、今後も動物栄養学ならびに獣医保健看護学分野の発展のために研究を継続していってもらいたいと思います。

(左から:生野さん、左向獣医保健看護学科長、宮島さん)