平成28年10月28日（金）から30日（日）まで本学で開催された動物介在教育療法学会第9回学術大会において、獣医保健看護学科4年次若林真由さんが「牧場実習におけるウシのストレスに関する研究」で調査研究部門 優秀賞を受賞しました。
　若林さんの研究は本学科1年次の牧場実習に使用される牛を用いて、人のいない実習前と大勢の人に囲まれて見学される実習後にストレス指標であるコルチゾール（血清と尿中）を測定したもので、結果として見学等は牛にストレスを与えるが、もともとの生活リズム等に配慮して行えばそのストレスのかかり方は軽減できたというものでした。動物と接したり、関わるとき、さらには動物を介在した教育を実施する際には動物の福祉に配慮することは重要です。今後も人と動物の関係の分野ならびに獣医保健看護学分野の発展のために研究を継続していってもらいたいと思います。