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「平成29年度獣医保健看護学科 獣医保健看護学臨床部門卒業論文発表会」 報告

獣医保健看護学科 獣医保健看護学臨床部門 助教 小野沢栄里

 平成30年2月14日(水)にE棟111教室にて、平成29年度獣医保健看護学科獣医保健看護学臨床部門の卒業論文発表会が開催されました。会場には発表する獣医保健看護学臨床部門所属の4年次と指導にあたった教員および大学院生だけでなく、3年次や2年次の学生たち、外部の先生方も来場され、総勢100名を超える参加者に見守られながらの発表となりました。
 臨床部門は4つの分野に分かれており、卒業論文の研究内容も非常に多岐にわたります。内分泌疾患を持つ犬猫に対する臨床栄養学的な研究、新たな検査技術や検査項目の開発など臨床検査学的な研究、そして人と動物の関係に焦点を当て、双方が共によりよい生活を送るための研究など、全19演題の発表が行われました。
 本部門では、3年次から卒業論文の準備を行い、4年次から本格的に研究を開始します。そして、発表会までの間に、何度も教員や学生同士で話し合い、研究をまとめていきます。 発表当日は緊張しながらも、会場からの質疑に対して一生懸命応答し、活発なディスカッションを行っておりました。発表を終えた学生の顔は発表の緊張から解き放たれただけでなく、非常に達成感に満ち溢れていました。彼らが卒業論文に熱心に取り組み、夜遅くまで研究室に残って頑張っている姿を見てきましたので、教員としてもこの瞬間は非常に感慨深いものがあります。彼らにとって卒業論文の作成および発表は貴重な経験となったと思います。また、一つの研究を仕上げ、その内容を分かりやすく相手に伝えることの大変さも感じたことと思います。
 この経験は今後の彼らの人生においてきっと良き糧となるでしょう。卒業後の彼らの益々の活躍を期待しています。4年生の皆様、本当にお疲れ様でした。