平成30年2月16日（金）に平成29年度獣医保健看護学基礎部門主催の卒業論文発表会をE棟5階B512教室にて開催致しました。例年、当部門主催の発表会は獣医保健看護学基礎部門生体機能学研究分野、比較遺伝学研究分野、微生物・感染症学研究分野の3分野所属学生の他、関連の深い獣医学科の研究室に所属する本学科4年次学生も発表しております。今年は昨年よりも演題数が増え、さらに活発な討議が繰り広げられました。基礎部門22演題に加え、獣医学総合教育部門（比較発達心理学研究室）、基礎獣医学部門（獣医薬理学研究室）、病態獣医学部門（獣医感染症学研究室）から5演題の計27演題、28名の4年次学生の参加がありました。様々な領域の研究内容（伴侶動物のがん・認知機能・血液型・ウイルス感染症、産業動物のウイルス感染症、ヒト疾患モデル動物作製・治療、平滑筋生理学など）に触れる機会を得て、改めて各研究分野のphilosophyや獣医保健看護学・獣医学領域への貢献等を強く認識する5時間でありました。
　発表・質疑応答10分という短い時間の中で完結させる難しさを体験した4年次学生の今後の活躍に期待したいと思います。来場者は、教員や所属学生の他、研究室選びの参考に聴講した2年次学生など総勢100名を超え、1期生から数えて節目の10回目となる平成29年度卒論発表会は盛況のうちに無事、終了致しました。準備・運営等に御協力頂きました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。