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どんな感じ?富士アニマルファーム

大学院 獣医生命科学研究科 応用生命科学専攻 博士前期課程
動物栄養学教室 2年 安原 沙良

▲富士アニマルファームの外観

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 日本獣医生命科学大学の付属牧場である富士アニマルファームは、今日もいい天気です!
 といっても、「山の天気は変わりやすい」というように、午前と午後では、天候の変化が激しい日もあります。「午前は晴れていたのに…」と、思うことも珍しいことではありません。

 富士アニマルファームは山梨県にあり、水・空気は澄んでいて美味しく、自然豊かで、多種多様の家畜たちがいます。また牧場から日本のシンボル、富士山も観ることができます。
 私の所属する動物栄養学教室では、肉用牛に関する研究を行っています。
 肉質分析(ウシ)やエコフィードの研究、肉用牛の飼養成績に関する研究など…幅広い研究を行っています。

 私は1年前から富士アニマルファームに滞在し、研究活動として、子牛を用いた飼養試験を行っています。子牛の時期は下痢や疾病等が生じやすく、その後の生産性に影響を及ぼします。それらを予防するために、私は富士アニマルファームで新しい飼料添加物の開発に取り組んでいます。飼養試験は、1人では難しいこともあるため、研究室のメンバーと協力して行っています。

 現場での作業は、大学の講義や実習だけでは、補えないこともあり、悩むこともありました。しかし、富士アニマルファームに来てからは、新しい発見とたくさんの出会いがあり、私は成長することができました。毎日楽しく過ごしています。

 この時期は、梅雨入りをして、低気圧、雨模様で気持ちがどんよりとしているかもしれません。しかし、梅雨の時期は長く続きません。梅雨の時期だからこそ楽しめる景色や音があると思います。五感をフル活用して、梅雨の時期も楽しんでみてはいかがでしょうか?

 そして梅雨が明けたら、富士アニマルファームに来てください。勉強はモチロンですが、可愛い動物たちと自然に癒されに来てくださいね。

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