学生からのレポート Report

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2022年農場実習を終えて

2年次 佐藤 託也

 宿泊による農場実習が3年振りに行われました。コロナ禍であったことから、例年よりも短縮して2泊3日でしたが、天気にも恵まれ充実した農場実習となりました。実習中は、酪農場さながらの作業、動物を用いた実習など、限りなく現場に近い体験ができ、座学だけでは学べない多くの経験、技術を習得することができました。今後参加する学外実習や動物飼養管理実習にも活かせる技術や知識であり、実習の準備にもなりました。実際に就農した時の生活はどんな感じか、将来の夢、就職への選択肢として畜産が繋がった瞬間でもありました。

 牧場では搾乳や給餌、体型測定といった直接産業動物に触れあうことだけではなく、乳質検査や飼料など、間接的に関わる部分についても幅広く学ぶことができました。さらには、乗馬を楽しむ授業もあり、産業動物の様々な用途を学ぶことができました。今回の実習では、先生方との距離が近く、コミュニケーションもとれました。分からないことがあればすぐ聞けるなど、有意義な学びの時間を過ごすことができました。最後に、今回の農場実習を通して得られた貴重な経験を礎に、学外実習の参加、さらには自身の見識を広めていこうと思います。

【「農場実習」シラバス概要】

    授業のねらい

  • 本科目は、本学附属施設である富士アニマルファームにおいて実際の動物にふれ、牧場作業を体験し学ぶことで産業動物の飼養管理を理解することを目指す。実習を通じて、産業動物の命と畜産物の生産から消費までの流れを説明出来ることを目標とする。

  • 到達目標

  • ①産業動物の飼養管理を実体験する。
    ②産業動物の飼養管理について理解し、説明できる。
    ③産業動物の命と畜産物の生産から消費までの流れについて議論できる。

  • 授業形態

  • 産業動物を用いた体験実習

  • 概要・スケジュール

  • 2年次夏休み中の3泊4日間(新型コロナ感染症のまん延状況により短縮される)、8人ずつ4班体制で以下の実習を行う。
    ・施設作業
    ・搾乳
    ・乳質検査
    ・牧場作業 等

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