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教員からのレポート

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食品科学科新入生オリエンテーションを実施しました

准教授 奈良井朝子

 昨年度はコロナ禍の緊急事態宣言下、新入生オリエンテーションを開催できませんでしたが、今年度は4月15日と16日の2日間、感染防止対策をとりながら実施いたしました。

 1日目は、清水学長、藤澤応用生命科学部長からのご挨拶をいただいたのち、学科教員と新入生が互いに自己紹介する場と履修登録に関する相談コーナーをもうけました。新入生の皆さんは入学後、先生や友達の顔と名前をよく知らないまま学生生活が始まり、心細さを感じていたと思いますが、本学ならではの「教員と学生の距離の近さ」を実感し、少しは不安を取り除くことができたのではないでしょうか。

▲1日目は松石学科長の開会宣言からスタートしました

 2日目は学外で食品工場見学をするのが恒例でしたが、コロナ禍を考慮し、今回は「学修支援システムフォローアップセミナー」を開催いたしました。

▲コンピューター演習室で開催したセミナー

 本学の場合、各講義や実習科目担当の教員から学生への様々な連絡や教材資料の配布は、以前からインターネット環境を利用した「学修支援システム」を通じて行われていました。しかし、コロナ禍を機に、遠隔形式の受講や課題の提出・評価にも本システムが活発に利用されるようになりました。昨年度、本学では、比較的早い段階から対面形式が再開されたものの、今年度もまだ多くの科目で(部分的な導入も含めて)遠隔形式が利用されています。
 今回のフォローアップセミナーでは、新入生が本システムの使用面でつまづかないよう、全学的に行われた情報講習会よりもさらに実践的な内容に踏み込んで、使い方はもちろん、過去に多発したトラブルの原因や回避策を理解してもらうことを目的としました。
 セミナーは、コンピュータ演習室にて教員1名が学生3~4名を見守る態勢のなか、昨年度1年担任だった松田講師が、自身で作製したテキストをもとに解説を行いました。昨年経験した具体的な事例がわかりやすく盛り込まれていましたので、学生だけでなく教員側もトラブルが発生しやすい場面を知る良い機会になりました。

▲困ったら教員がすかさずサポート

▲気に入ったネット上の料理レシピを
報告するレポートの提出を実践!

 実施後のアンケートによれば、学生の満足度は高く、今後、履修科目をスムーズに受講していけることが期待されます。もし困ったことがあっても、この2日間で教員や友達にHelp!と言いやすい関係を築けたでしょうから、安心して学生生活を送ってほしいと思います。

▲松田講師が作ったテキストは保存版です!