animalラジオ局
前へ戻る

第2号:忘れられない体験 -ニュージーランド酪農実習(1)-


小澤 壯行 准教授(システム経営学教室)

ニュージーランド酪農実習 どこまでも果てしなく続く緑の大地。地平線から陽が昇り、沈むところ。その大地には静かに草をはむ乳牛と羊たち。日本から北海道を除いた面積に、人間と乳牛の数がそれぞれ430万、羊が3,900万頭点在しているのです。そのスケールの大きさがわかるでしょう?
これがニュージーランドという国です。動物科学科では4年前から学術交流協定締結校であるマッセイ大学の協力を得て、1ヶ月におよぶニュージーランド酪農実習を実施しています。
今年も2月22日に28名の学生がニュージーランド北島のアールデコ建築で有名な街であるネーピアに降り立ちました。ここで一般家庭にホームステイをしながら、1週間語学学校に通い、農場で多用される専門英語を習得します。その後、2週間がこの実習の目玉である酪農家実習です。
1人1戸の酪農家にステイしながら、ニュージーランドの酪農を学びます。学生を乗せたバスは、農家に立ち寄り順番に学生を降ろしていきます。寂しさと不安に満ちた顔は、迎えに来る2週間後には別れの涙で溢れてしまうのです。
いずれの国でも酪農家の朝は早いです。ここニュージーランドの一日はまだ暗いうちから、バギーと呼ばれる四輪駆動の乗り物で牛を搾乳へと追い立てることから始まります。ニュージーランド人とともに朝の作業に従事し、搾乳後にはともに食事をとります。まさに寝食をともにする2週間なのです。

-つづく-