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第4号:忘れられない体験 -ニュージーランド酪農実習(終)-


小澤 壯行 准教授(システム経営学教室)

ニュージーランド酪農実習 2週間ぶりに再会した仲間を乗せたバスは、学術交流協定校であるパーマストンノース市のマッセイ大学を目指して走ります。マッセイ大学の先生による酪農セミナーを受講するためです。実習で得た体験を単に経験に留めておくのではなく、理論として修得することを目的としています。3週間英語漬けでしたから、ある程度の会話は理解できます。ただどうしても専門的な英語は難しいのです。そこで助けてくれるのが、未央ペッチさん。本学畜産学科(動物科学科の前身)の卒業生で、ジョンさんというニュージーランド人の素敵なご主人と結婚された2児のママです。彼女の通訳で理解が深まります。
パーマストンノースを発った私たちは、最終目的地であるオークランド目指してバスを走らせます。道中、アグロドームで洗練されたファームショーを見たり、原住民であるマオリ人のショーを見学しながら、今回初めてアルパカ牧場を訪問しました。CMでも注目されているアルパカですが、実はこれも立派な産業動物なのです。その不思議な生態と産業動物としての特性を学びながらも、学生の視線は可愛いアルパカの赤ちゃんに集まります。農家のご主人から一人ずつ抱っこさせてもらいました。暖かくてふわふわでおとなしくて、日本に連れて帰りたくなります。是非、本学のアニマルファームでも飼いたいですね。
後ろ髪を引かれながら、アルパカに別れを告げた私たちは、この国唯一の100万都市であるオークランドに到着しました。ここでは小規模ながら環境エンリッチメント(動物福祉の立場から、飼育動物が快適に過ごせることを実現するための具体的な方策)に配慮したオークランド動物園を訪ねました。
そして最後に牧草で育てられた大きな大きなニュージーランドビーフのステーキを口にして、3月21日に私たちは帰路につきました。来年の実習が今から楽しみです。