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体験講義

◆会場・開催時間は講義によって異なります。

動物科学科「自己と非自己の認識
   -ウイルス感染を例に」

  • 講師:動物科学科 助教 小柳 円(動物生体防御学)
  • 会場:C棟5階 501講義室 時間:14:00~14:45

哺乳動物では、細菌、ウイルス、寄生虫等の外部からの病原体を異物とみなして排除し、病気から身を守る免疫システムが働いています。この免疫システムは、健康状態では自分の体を構成している細胞を攻撃することはありません。では、どのように外部からの異物と自分の細胞を区別することが出来るのでしょうか。今回の授業では、サルやネコでも同様のウイルスがみられるHIV感染を例に、免疫システムを学んでみましょう。

動物科学科 助教 小柳 円(食料自然共生経済学)

食品科学科「汁粉バブルを味わおう
-二酸化炭素の知られざる働き-」

  • 講師:食品科学科 助教 小林 史幸(食品工学)
  • 会場:C棟5階 502講義室 時間:13:00~13:45
食品科学科 助教 小林 史幸(食品工学)

最近では様々な炭酸飲料が出回っています。炭酸飲料は二酸化炭素を含んでいる飲み物のことですが、なぜ飲み物の中に二酸化炭素があるとシュワシュワした感じがするのでしょうか。二酸化炭素には温室効果ガスとしての悪いイメージがありますが、様々な性質を持っていて、いろいろな場面で使われています。食品分野では、二酸化炭素は香り成分や香辛料などを抽出する方法として実際に利用されていたり、食品の殺菌や酵素を失活するための研究も行われています。体験講義では、二酸化炭素の一般的にはあまり知られていない性質やどのように利用されているのかを簡単にお話します。体験実習では、売られていないいくつかの炭酸飲料の味覚テストをして、二酸化炭素がどんな飲料に合うのか、飲料の風味にどう関係しているのかを考えてみましょう。