MENU

学生インタビュー

獣医学部 獣医保健看護学科 一般選抜合格者対談
~Part 2 勉強編~

北海道と埼玉県、置かれた環境は異なりますが、同年に同じ試験を受けて、見事獣医保健看護学科の合格を勝ち取った二人の新入生に、志望校の決め手やコロナ禍で迎えた入試、そして大学生活について語っていただきました。

※この記事は、獣医学部 獣医保健看護学科 一般選抜合格者対談~Part1 立志編~の続きです。
 本稿で紹介しているのはあくまで、お話を聞いた学生個人の体験に基づく受験例です。

話を聞いた人

工藤 真緒 さん 1年次

浦和南高校出身(埼玉県)

後藤 桜 さん 1年次
北海道登別明日
中等教育学校出身(北海道)

入試課 鈴木(以下鈴木):推薦入試の後、一般に切り替えて勉強を進めていくのに苦労されたと思います。
具体的な勉強方法を教えて下さい。

必須科目である英語

後藤さん: 高3の夏までに単語帳(例:『ユメタン赤・青』)を9割覚えました。音読や速読の練習をする中で、読めなかった構文や決まり文句は何度も暗唱して頭に叩き込みました。
音読をやることで発音やアクセントの確認をしていました。日獣の問題に対応するため、言いかえ表現や構文を確認しながら赤本を解きまくりました。
英語は毎日触れることが大切なので、夜寝る前にその日間違えたところや、わからなかったところをまとめたノートを見返すようにしていました。

工藤さん: 私は高1の冬から塾に通っていました。そこでご指導いただいた英語講師の教え方が自分にはとてもあっていて、その影響もあり、英語は自分の中では得意な方でした。
基礎を固める中で解いてわからなかった問題は個別に時間を取って教えてもらうのが一番早く理解できたので、わからないところをそのままにしないことを心掛けました。
英単語はわからないものに付箋を貼って付箋が全部なくなるまで根気よくやりました。
共通テストにも私大入試にも長文は必須なので、1日1つは長文問題を解くようにしていました。

▲参考書への書き込み

一般選抜(第1回)[独自試験方式]では、選択科目で数学を選択

工藤さん: 参考書(例:入試問題精構)を中心に勉強しました。分野であいまいなところや、基礎がしっかりしていないところはいつだろうと教科書に戻って勉強しなおすといいと思います。数学があまり得意ではなかったので、基礎はほんとに大事だなあと感じていました。

後藤さん: 赤本を解いて、間違えたところは参考書(例:Focus Gold)で類題を徹底的に解いていました。
数学は自分の中では理科よりも解けそうだなと思ったので、しっかりと得点源にできるように意識しました。公式の使い方をきちんと理解してから、赤本には取り掛かりました。

一般選抜(第2回)[共通テスト併用方式]で、理科は生物を選択

後藤さん: 私は理科が壊滅的で9月・10月の模試でもなかなか厳しい点数でした。実力不足を痛感して、模試を一つの教材と捉えて、受けたあとの復習に力を入れました。
分厚い教科書のどこを開けば、見たい情報が載っているか暗記するくらい教科書を開き、線を引きました。また、単語の意味はもちろん、流れが大事なので、図を何度も書いて脳と体に覚えさせました。
友達や家族に仕組みや分類などを説明することで自分自身の理解をより深めていました。理解が深まると納得し、知ることが楽しくなり相手に伝えたい欲が出たことも得点アップにつながったと思います。

工藤さん: 生物も数学と同じシリーズの参考書を使っていました。参考書以外にも図説という資料集をつかって、絵を見て理解したり、自分で実際に描いてみたりしました。自分で描くことで理解が深まったので、日獣の記述式問題などにも対応できたのかなと思います。予備校の先生に、生物は文を読めば解けるといわれていたので、しっかりと問題文と向き合いました。

▲自作の対策ノート

センター試験から共通テストへ

鈴木: コロナ禍に加えて、長く続いていたセンター試験が終わり、大学入学共通テストとなって、傾向が大きく変わることが、2021年度入試の大きなトピックスの一つでした。過去問題などが無い中、初年度試験で不安も大きかったと思います。

工藤さん: 英語が1番得意だったのですが、自分がイメージしていた問題とは少し違って、思うような結果が出ませんでした。精神的にきつかったけど、切り替えが大事だとアドバイスされたので、そのことは忘れて、私大入試のことだけを考えるようにしました。いまになって振り返れば、受験生のときにしか出来ない貴重な体験だったなと思いますが、1年分でも本番問題の過去データが蓄積されて、対策のできる今年の受験生がうらやましいな・・・。

後藤さん: 私もリスニングが思っていたのと、全然違ったのでパニックになったことは覚えています。でも、2日間あるので、1日目がダメでも切り替えて、次の日の試験に向けて時間を大切にするべきです。共通テストは時間配分がカギになってくると思います。
わからない、時間が足りないと思ったら、とりあえずはすべてマークするべきです。自分の問題用紙への記入も忘れずに。やる気がなくなるので、自己採点は絶対に2日間終わってからです!

鈴木: お二人とも、新方式の共通テストには苦労したみたいですね。1月中旬に共通テストはありましたが、年明けから、共通テストも含めて2月には私大入試が本格化してきます。その頃の過ごし方で注意していたことはありますか。

後藤さん: 年明けは生活リズムを崩さないことを念頭に置き、時間配分の調整と復習を中心に問題演習をしていました。

工藤さん: 共通テストの前までは、予想問題集を買って、1日1回やっていました。間違えた問題を解き直し、理解するまで解説を読む、の繰り返し。同じ問題は出ないと思っていたけれど、似たような問題が出た時に解き方が分かっていればいいから、難しい問題は解き方だけでも理解するようにしていました。
共通テスト後は赤本をやりつつ、赤本だけでは、受験範囲全般を復習できないので、今まで使ってきた問題集も同時にやっていました。

鈴木: うちの入試の本番日のエピソードはなにかありますか。

▲※アクリル板を設置して、感染症対策を徹底しています

後藤さん: 実はわたしは当日持っていた時計が壊れてしまって・・・。時間がわからなくて、本当に焦りました。試験中に直ったのですが、心配だったので、翌日の一般(第2回)の試験用に帰りに時計を購入しました。
いつもと変わらない状態にしないと本来の力は出せないと思うので、万が一のトラブルに備えることは決して損にはなりません。予備の時計は用意したほうがいいです(笑)
あとは、わからなくても、絶対に空欄にしないで何か解答を書くようにしました。

工藤さん: 私はそんなにインパクトのある話はないんですけど・・・(笑)
たまたま、うちの試験は2回とも座席が試験室の一番後ろだったんです。それでなんか客観視できて、冷静でいられました。
日獣は第1志望だったので、プレッシャーがあったけど、後藤さんもいうとおり、冷静になれたおかげで、平常心で力が出せたのかなと思います。英語は結構手ごたえがあったんですけど、数学は正直微妙でした。

リアルな大学生活

鈴木: 入試に合格されて、本学に入学して2か月以上が経ちました。大学生活はいかがですか。

工藤さん後藤さん: 100分授業が結構長く感じます。

鈴木: (笑)対面式の授業では大学に来て、100分の講義として受講しますが、オンデマンド形式で視聴することができるオンライン授業になっている科目が選択科目などにはあります。(※1) それについてはどうでしょう。

工藤さん: 私は数学と、特に化学がほんとうにやってこなかったので、教養科目としてその二つを選択しています。オンライン授業なので、何度もわからないところは止めたり、聴きなおすことができるので、そういう点ではすごく助かっています。

後藤さん: わたしも受験の時は生物選択で、少し化学に不安があったので、化学を選択しています。授業以外の話でいえば、入学前教育で、化学だったりとか、その人の不安な科目や大学で勉強する上で足りないかもなぁと思ってるものを、一通り復習できたのもよかったかなと思います。

鈴木: 1年生なので、まだまだ専門的な講義は始まってないかと思いますが、何かすでに興味深い講義等はありますか。

工藤さん後藤さん: 必修の講義の『動物品種論』が面白いですね。
※シラバス検索はこちらから→『動物品種論』で検索

後藤さん: 犬種の種類や歴史について、深く学べます。

工藤さん: 馬とか牛とか家畜化した動物について、犬猫以外にも学ぶことができます。

鈴木: コロナ禍でコミュニケ―ションが積極的に取りにくい時代かと思います。
周りの環境や友達作りはどうですか。

工藤さん: 移動教室でほんとにこの教室であってるのか、わからなかったときに質問した人とそのままお友達になりました(笑)新しい環境で友達ができなかったら、どうしようと不安でしたが、なんとかなりました。

後藤さん: 北海道からでてきて、わたしも不安なことばかりで、わからないことをいろんな人に聞いてたら、自然と知り合いになれました。同じ学科の人がほんとにいい人ばっかりで良かったなと思います。

鈴木: お二人とも充実した大学生活が送れているようですね。

本学を目指す受験生へのメッセージ

工藤さん: 私はずっと模試の判定が決して良くないものでしたが、いま実際にニチジュウで学ぶことが出来ています。模試の判定は気にしすぎないで、頑張ってください!
一般選抜の英語の長文は結構な量ですが、基礎的なことが出来ていれば、解ける問題が多いので、基礎を疎かにしないことが大切です。

後藤さん: 周りの人、環境、時間それぞれを毎日大切に過ごして下さい。勉強をあきらめず、頑張っているあなたなら大丈夫です。皆さんのやりたいことが叶いますように。応援しています。

一同:本日はありがとうございました。

~Part2 勉強編~ はこれでおしまい。

※1:必修授業の多くを対面で行い、選択科目などは好きな時に受けることができるオンデマンド形式でオンライン授業を行う、ハイブリッド式を本学では導入しています。2021年度獣医保健看護学科の1年生は必修の講義のため、最低でも週に4日は通学しています。

※本稿で紹介しているのはあくまで、お話を聞いた学生個人の体験に基づく受験例です