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牧場だより「継・いのち」

日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

第5号:「現在と未来のために」

吉村 格(准教授/牧場長補佐)

2007/4/23 更新
 獣医保健看護学科の村松先生からお願いされた女子学生2人の自主的な実習が無事終了しました。5泊6日で、早朝4時から夕方7時まで、慣れない肉体的な牧場の作業をよく頑張りました。私の学生時代と同様に、彼女らは無邪気で、我儘で、何もできない「輩」です。しかし、将来の自分は今の自分より必ず上のポジションになることを信じきっているプライドが我々田舎のオジサンにはとても可愛くて、精一杯ムキになって、身体を張って、自分でもやらなかった「勉強」を学生達に要求したのであります。
■付属牧場における教育:
富士アニマルファームにおいての教育的支援は、動物科学科の2年次「農場実習」、4年次「繁殖実習」、獣医学科の1年次「早期臨床実習」、2年次「牧場実習」、4年次・5年次の「大動物臨床実習」、看護学科の1年次「牧場実習」が主なものである。学生達の自主的実習や勉強会の要望に対しては、学部教員の引率と指導によって熱心な学生達の向学心に答えている。