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卒業生インタビュー

永井 雄太

永井 雄太2011年卒業

クロス動物医療センターグループ
葛西病院院長 兼 人事採用責任者
獣医学部 獣医学科卒業

動物にもスタッフにも寄り添う
新時代の動物病院をつくりたい。

クロス動物医療センターで獣医療の現場に立ちながら、人事採用責任者を務めています。
動物の健康を守るとともに、スタッフの働く環境を守ることにも重きを置き、飼い主が「ここに頼みたい」と思い、獣医師をめざす学生が「ここで働きたい」と思える動物病院の理想形を追求しています。
というのも、私は動物と同じくらい人間も好き。
ともに働く仲間との関わりが楽しく感じられるからこそ、後進の育成にもやりがいを感じますし、労働環境の改善にも全力を注いでいます。
獣医療業界の発展に寄与できる立場になった自覚と使命感が、日々のモチベーションになっています。
一方で私は、日獣の獣医薬理学研究室に研究生として所属。
薬がどう動物に作用するのかという薬理学の基礎研究を進めています。
未開拓の研究領域に挑み、ロジカルな対応力を高めておけば、臨床における未知の症状にも活かせるという思いが根底にあります。
また、日々の診察や治療における業務効率の向上や、サービスの拡充にもつながると考えています。
そして、今後は世界にも目を向けていきます。
日本の獣医師の多くは、心臓外科を筆頭に緻密な手術が得意。
その技術は世界中で活かせますし、安楽死ではなくとことん治療しようとする強い思いが世界で評価される未来は決して遠くないと思います。
その出発点となる日獣は、産業動物から小動物までバランスよく学びながら、学生の多様性が高まる場所。
私自身、自らの可能性を追求してチャレンジできる環境だったからこそ今があります。