大学で出会った友人は獣医師という職業柄、卒業後も一生付き合っていくことが多く、仕事のことプライベートなことなど多くのことを共有・相談できます。
2010年3月卒業
私は幼少期より常に猫が居る環境で生活してきました。小学生のあるとき、家の猫を動物病院に連れて行く機会があり、そこで検査をしてもらったのですが、その病院の先生は優しい方で、自分に顕微鏡を覗かせてくれました。その体験が非常に新鮮且つ楽しく、犬猫の獣医師という職業に興味をもつきっかけになりました。
私が働く『どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター』はその名の通り専門性の高い二次診療と救急医療を提供している動物病院で、犬と猫を診療対象としています。一次診療というのは予防医療や傷病含め患者様が最初に受診する病院であり、二次診療というのは一次診療の病院から患者様をご紹介頂き、重症例などの診療に取り組む病院を言います。私はその救急部門で働いており、かかりつけ医様の休診日や休診時間である夜に急に体調を崩した動物を診療しています。おもちゃを食べてしまった、けいれんしている、ぐったりしている、交通事故、高いところから落ちたなど様々な理由で動物は救急に訪れますが、迅速に対応して命の危険がないところまで治療し、本来のかかりつけ医様に引き継ぐことを仕事としています。
救急医療は命の危険に晒されている動物が日夜来院します。重い病状の動物が多いため、助けられない命も少なからずありますが、その分助かって動物を退院させられるときは大きな喜びを感じられます。また、救急に動物を連れてくるご家族様は、自分の伴侶動物が急に体調を崩してしまい冷静ではいられない方も多いです。そういったご家族様の心を支えつつ良い救急医療を提供することは大きなやりがいです。
学生時代はサークル活動にアルバイトに研究室の仕事など多くのことに打ち込みました。その中で出会った友人と遊んだ時間は凄く貴重であったと今では思います。大学生という時間は人生の中でも最も自由にできる時間です。大学で出会った友人は獣医師という職業柄、卒業後も一生付き合っていくことが多く、仕事のことプライベートなことなど多くのことを共有・相談できます。今でも大学の同期と定期的に集まって小動物臨床についてのWeb勉強会などもしています。皆さんも大学でたくさんの友人を作ってください。