応用生命科学専攻主任
佐藤 薫
(乳肉利用学教室 教授)
大学院応用生命科学専攻は、生命科学、食品科学、環境科学を網羅した未来志向の研究領域を目指す専攻科です。2年間の博士課程前期課程は、細胞機能科学、生命共生社会システム学、動物資源生産科学、食品基礎科学、食品機能開発学、の5つの分野から構成され、社会で活躍できる動物科学および食品科学の知的職業人、研究者、教育者を育成します。さらに3年間の博士後期課程は応用生命科学分野に統合し、動物資源生産科学、動物機能学、食品機能開発学、応用食品化学、生命共生社会システム学による、より専門性が高く、幅広い視点での研究に取り組みます。また、社会人が学ぶ場としても積極的に受け入れており、社会との強い関わりを持たせています。
近年の国際情勢や地球規模の環境変化は、日本だけでなく世界の食料供給に大きな影響を及ぼしています。食料という私たちの生命に深くかかわる資源の課題解決のため、グローバルな視点と消費者の視点から探求し、次世代を担う応用生命科学者として学生達を育成して行きたいと思います。