1.内容
フランス語の綴りを見てきちんと発音できるでしょうか?意外に意味をとって訳しておしまいにしている方、多いのではないでしょうか?発音ができないのなら、話せなかったり聞き取れなかったりするのは当然ではないでしょうか?フランス語は英語と違って綴りと発音の間にかなりの相関性があります。というわけで、今年から綴りと発音を改めて説明してみようと思い立ちました。発音ができるようになると、自分でも驚くくらいフランス語ができるようになっているのに気づく方が多いと思います。
その後、フランス語の字幕を使った練習をします。フランス語を字幕と合わせてフランス語を聞くことによってヒアリング力を高めることが目的です。
外国語を学ぶのは、文法事項を理解したり内容を把握したりするだけで、十分でしょうか? 声に出して発音したり、あるいは、一定のスピードで読みこなせるようになることが大切だと私は考えます。実は、日本人がヒアリングを苦手とするのは耳で聞き取るのが苦手なのではなく、語順を並べ替えずに情報を処理することが苦手だからではないかと考えています。つまり外国語を耳が聞き取れていないのではなく、脳が耳から入ってくる情報を処理しきれていない、ということです。実際、動画を字幕付きで観てみると、字幕の単語を全て知っていたとしても、字幕のスピードに脳がついて行かず意味が取れないということに気づくのです。特に関係代名詞などの箇所では立ち止まってひっくり返して訳せないので、あっという間においていかれてしまいます。そこで動画や字幕を使って速読の練習をします。