
獣医学専攻主任
長谷川 大輔
(獣医放射線学研究室 教授)
大学院獣医学専攻は、獣医学のより専門的かつ先進的な研究を担う研究者および教育者、すなわち博士(獣医学)を育成する博士課程(4年間)です。獣医学専攻は大きく4つの領域;基礎獣医学、病態獣医学、臨床獣医学、そして応用獣医学に分かれており、各領域内でより専門的な研究分野へと枝分かれします(下図および各研究分野をクリック)。大学院生は各研究分野の指導教員(大学院教授および大学院准教授)の下で研究を行い、博士論文を作成します。また4年間で30単位の授業単位の履修が課せられます。提出された博士論文と大学院生は学位審査を経て博士号(博士(獣医学)、 Ph.D.)を取得します。ちなみに現在、獣医大学および大学院の専任教員(一部の臨床教員を除く)になるためには博士号の学位が必須になっています。なお、博士号(Ph.D.)は欧米の臨床獣医師に多くみられる専門医(Diplomate)とは異なります。我々日本獣医生命科学大学は日本の首都東京に構えた日本で最も古い私立獣医大であり、逆にキャンパス敷地は日本で最も狭い獣医大学であるものの、最先端の技術と設備、そして情熱のある優れた教授陣により世界的に評価の高い研究成果、研究者を数多く輩出しています。また国による研究助成である科学研究費補助金(科研費)の獲得率も獣医学分野で常に上位に位置しています。是非我々とともにエポックメイキングな研究をしてみませんか!