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日獣サイエンスセミナー

日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

令和3年度後期

日本獣医生命科学大学は地域に開かれた大学を目指し、「日獣サイエンスセミナー」と称し、より日獣の科学(サイエンス)を広めるセミナーとして、公開講座を行っています。

令和3年度後期日獣サイエンスセミナーについては、新型コロナウイルス感染拡大の防止という観点から、自宅から受講可能な動画配信形式(オンデマンド)で実施いたします。

【動画の視聴について】
下記URLより申し込みのうえ、ご視聴ください。
●申し込みURL: https://www.ocans.jp/nvlu?fid=bpUYeBer

※申し込みは10月8日(金)より受付を開始します。

  開催日(動画視聴期間)・演題・講師・概要
令和3年10月8日(金)~11月5日(金)
『野生動物に向き合う人びと ~専門家以外の立場から~』
講師 桑原 孝史
(日本獣医生命科学大学 動物科学科・准教授)
概要
 生物多様性保全が重要な課題であることはよく知られています。しかし、具体的にどう取組めばよいかについては、イメージがわきにくいのではないでしょうか。専門家や行政が仕事として取組めばよいと考える方も多いかもしれません。
 今回のサイエンスセミナーでは、専門家以外の人びと、とりわけ地域住民が生物多様性保全に積極的にかかわる実態を、新潟県佐渡島のトキ野生復帰を例に紹介します。事例を通じて、住民参加の必要性と必然性、そこでの専門家や科学の役割について、一緒に考えてみましょう。
令和3年10月22日(金)~11月19日(金)
『世界初!麹チーズの開発』
講師 佐藤 薫
(日本獣医生命科学大学 食品科学科・教授)

概要

 酪農産業を取り巻く環境は、TPPやEPAなどのグローバル競争の激化や地球規模で生じている食糧生産をめぐる諸課題によって今後大きく変化していくことが見込まれる。こうした環境変化に対応し、持続可能な酪農産業基盤を構築するためには、独創的で差別化された商品や製造技術の開発が求められている。
 我々は農林水産省の革新的技術開発・緊急展開事業の支援を受け、酪農生産基盤強化に資するべく日本独自のナチュラルチーズの開発を推進した。世界のナチュラルチーズは1000種類以上もあると言われていることから、独自性を訴求するため、日本の強みである醸造技術に着目した。味噌、醤油や日本酒など醸造技術では麹菌による発酵が重要であり、麹菌で熟成させたナチュラルチーズの開発を目指した。ここでは麹チーズの開発経緯とチーズの特徴について紹介する。

令和3年11月5日(金)~12月3日(金)
『老犬・老猫へ自宅でできるリハビリテーション』
講師 宮田 拓馬
(日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科・講師)
概要
 犬と猫の平均寿命が延びてきている中で、高齢により様々な疾患が増えてきます。その中でも特に高齢動物に多い整形疾患についての解説と、そのケアの方法についてお話します。そして、少しでも長く、ご自宅で幸せな生活を送ってもらえるように、動物リハビリテーションについての概要や、ご自宅でもできる動物リハビリテーションについて、実際の症例も交えながらお話します。
令和3年11月19日(金)~12月17日(金)
『疾患モデル動物を用いた基礎研究とその応用 ~WOREE症候群を中心に~』
講師 栃木 裕貴
(日本獣医生命科学大学 獣医学科・准教授)
概要
 ヒトや動物の病気に対し、治療法や治療薬を開発するためには、まずその病気の全容を理解する必要があります。しかし、1人の患者や患畜から得られる情報には限りがあるため、その病態を可能な限り模倣するモデル動物の存在が極めて重要になります。我々の研究室では、腎不全や糖尿病といった病気のモデル動物を数多く保有し、研究活動を行っています。
 今回の講義では、これらのモデル動物用いた研究について紹介するとともに、重篤な神経症状を呈するヒトの遺伝性疾患、WOREE症候群について、モデル動物より得られた最新の知見を紹介します。