フードシステム学

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日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

木村 彰利 -Akitoshi KIMURA-

学位 : 博士(農学)(大阪府立大学)
職位 : 教授
主たる研究テーマ
1) 青果物の卸売市場流通に係る実態把握及び市場機能の強化に関する研究
2) 農産物及び食料品の生産・製造・流通・消費に係る諸課題の解明及びその解決方策に関する研究
研究キーワード
食品市場、青果物、卸売市場、地域流通
場所 : E棟6階 食品経済学教室
E-mail : a-kimura(@mark)nvlu.ac.jp

研究内容

 日本の青果物流通においては卸売市場の経由率が高いという特徴がある。このような卸売市場は、1930年代以降に従来の流通機構を発展的に再編することにより形成されたが、この間における流通環境の変化に起因して市場制度も大きく変容すると共に、様々な課題を抱えているのが現状である。しかし、卸売市場は生産者の重要な出荷先であるだけでなく、都市の膨大な消費需要に対する青果物の供給元として不可欠であり、現在においてそれに代替する流通機構は存在しない。このため、研究テーマの1)においては、現在の卸売市場流通の実態を踏まえて問題点や課題を摘出し、その解決策を明らかにする。

 また、研究テーマの2)に関しては、広く生鮮食品及び加工食品を対象に、生産・製造・流通の実態及び課題を把握するとともに改善に向けた方向性を検討する。

指導方針

 研究指導にあたっては、食品の生産から消費に至る各段階のなかから学生の問題意識を踏まえた研究テーマを決定し、資料収集・整理、調査の実施・分析及び教員・学生間のディスカッションを通じて知識の取得や理解の深化を図る。

 また、研究においては生産・製造・流通の現場まで赴くとともに、関係者に対するヒアリング調査を重視することにより実態把握につとめ、経済理論を踏まえながら実現可能性の高い課題解決方策を検討する。

主な学術論文

1. 木村彰利 (1997)
「青果物仲卸業者の階層構造と機能変化-大阪市中央卸売市場本場を事例として-」
『農業市場研究45』、pp.22-42.
2. 木村彰利 (2007)
「大都市近郊園芸生産地域の卸売市場における個人出荷野菜の集・分荷に関する研究-千葉県東葛地域を事例として-」
『農業市場研究第66』、pp.29-41.
3. 木村彰利 (2017)
「大都市近郊の地域流通市場における市場機能強化に関する研究-神奈川県湘南地域等を事例として-」
「農業市場研究第102」、pp.33-39.
4. 木村彰利 (2020)
「園芸産地に立地する卸売業者による青果物の県外販売に関する研究-長野県内の卸売市場を事例に-」
『農業市場研究第113』、pp.22-29.

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