動物栄養科学

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日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

柴田 昌宏 -Masahiro SHIBATA-

学位 : 博士(農学)(新潟大学)
職位 : 教授
KAKEN研究者番号 : 60370631
主たる研究テーマ
1) 肉牛生産に関する研究
2) 食品製造副産物等の地域資源の飼料化に関する研究
3) 自給飼料を活用した肉牛肥育に関する研究
研究キーワード
肉牛、肥育、自給飼料、持続可能
場所 : E棟5階 動物栄養学教室
E-mail : shibatam(@mark)nvlu.ac.jp

研究内容

 現在の肉牛生産は、穀物飼料を40~90%給与する穀物多給によるものですが、この穀物の9割は輸入に依存しています。また、穀物の多くはヒトの食料でもあり、こうした穀物を将来も家畜に給与し続けることが可能か、地球規模の課題があります。こうした中、当研究室では、牛は草食獣であることを振り返り、輸入穀物飼料に依存しない粗飼料及び食品製造副産物を活用した肉牛生産に関する研究を行っています。このために、①食品製造副産物やホールクロップサイレージを活用した飼料生産に関する研究、②開発した飼料ならびに自給粗飼料を肉牛の哺育・育成、肥育、繁殖の各ステージで給与し、その生産性に関する研究、③給与飼料及び飼養環境が消化管ならびに骨格筋に及ぼす影響に関する研究について取り組んでいます。こうした取り組みから、穀物に依存しない、持続可能な肉牛生産技術を開発し、中長期的な視点で地球規模の課題の解決を目指しています。

指導方針

 当研究室では肉牛の飼養技術の開発ならびに食品製造副産物等の飼料化に関する研究に取り組み、これらは畜産現場に活用されることでその成果が評価されます。このため家畜生産ならびに飼料の開発とその評価に関する知識及び技術を修得する必要があります。また、国内外の学術論文から情報を収集し、研究テーマとの関連性を議論することが求められます。こうしたことへのサポートを行い、動物栄養科学特別研究を遂行し、学位論文執筆のための指導を行います。また、本研究は飼養試験が不可欠となります。飼養試験を行う上での肉牛の飼養管理についても大学院生が主体となり単独でも実施できるように指導を行います。こうした取り組みを通して、自分で考え、能動的に動ける人材を育成します。

主な学術論文

1. Shibata et al., (2016).
Influence of rice whole-crop silage diet on growth performance, carcass and meat characteristics and muscle-related gene expression in Japanese Black steers
Anima Scie J, 87, 929-937.
DOI: 10.1111/asj.12519
2. Shibata et al., (2019).
Influence of feeding a grass hay diet during the early stage of the fattening period on growth performance, carcass characteristics, and meat production in Japanese Black steers
Anima Sci J, 90(2):196-204.
DOI: 10.1111/asj.13139
3. Shibata et al., (2019).
Comprehensive evaluation of growth performance and meat characteristics of a fattening system combining grazing with feeding rice whole-crop silage in Japanese Black steers
Anim Sci J, 90(4):504-512.
DOI: 10.1111/asj.13176

業績詳細(Researchmap)