卒業生インタビュー

小動物

私は友人たちに助けてもらい卒業し、友人たちに励まされ獣医師となり、友人たちに今でも支えられ臨床医を続けられています。

塗木 貴臣さん

TRVA動物医療センター

2009年3月卒業

この仕事を選んだ理由は何ですか?

獣医師になりたいという選択は、父が獣医師(大動物)であることから、自然と将来の職業の選択肢の1つに獣医師が入っていたことが大きかったと思います。大学の初期は勝手に父の後継ぎになるものと思っておりましたが、幼い頃から犬と共に暮らしていた経験(喜びも悲しみも含めて)が私の中では大きかったことから、大学卒業後は父とは違う小動物の臨床獣医師へと進みました。

仕事の内容を教えてください。

私は小動物臨床の中で最も一般的である犬と猫の獣医師ではありますが、救命救急という少し特殊な分野を専門にしています。また一般的な動物病院が閉院した後、つまり夜間帯での診療がメインになります。救急病院ですので、当然ながら全ての患者さんは何かしらの問題を抱えて来院します。その中には軽症~重症の患者さんが存在していることはもちろんですが、それと同時に様々な飼い主さんが来院することも特徴です。さらに救命救急の特徴として、目の前の患者さんを救うためには、どんな種類の病気にも対応しなければいけないことが挙げられます。(一般的な専門家は循環器など特定なものを専門にしていることが多い)また日中は二次診療(専科診療)やかかりつけ医へのサポートなどを行なっています。これは当院が行う事業の中で大切にしている、「周辺地域へより良い獣医療を提供し、動物たちともっと暮らしやすい社会へ」という想いから、日中での上記業務も実施しています。

仕事のやりがいを教えてください。

私自身の仕事のやりがいは、一言で言うと「ありがとう」をもらうことだと思っています。その言葉を飼い主様からいただくことはもちろんですが、スタッフから、スタッフへ、スタッフ同士で、「ありがとう」がいろんな場面で生まれることが、院長として非常に嬉しいです。またセミナー講師としても感謝をもらえるような、救急医療が広まるような講演になるよう心がけています。臨床医としては、多くの人にとって獣医師になる大きなきっかけの1つであろう「動物を救う」ということの、まさに最前線で仕事ができることがやりがいだと思います。これら全てを含め、当院の理念である「ここにきてよかった」を、当院に関わる全ての人に思ってもらえることを大切にしています。

学生の時、打ち込んだことは何ですか?

学生時代はお世辞にも真面目な学生であったわけではありません。なので、打ち込んだことを強いて挙げるとすれば、学年、性別に関わらず友人達と一生懸命に遊んだことでしょうか。またサークル活動で先輩や後輩たちと一緒に、目標に向かって真剣に遊んだことも学生 時代の大切な思い出になっています。私は友人たちに助けてもらい卒業し、友人たちに励まされ獣医師となり、友人たちに今でも支えられ臨床医を続けられています。学生の本分である学業はすごく大切です。しかし、それ以上のものを大学には与えてもらったと思っています。