兵庫県農業共済組合の家畜診療所で実習をさせていただき、獣医師の方々に同行し、さまざまな診療現場を見学しました。多くの情報を総合的に判断し、診断や治療につなげていることを見学の中で学ぶことができ、大学で学んだ知識を現場で活用するためには単に覚えるだけでなく、繰り返し学び、確実に身につけていくことが重要だと感じました。
兵庫県農業共済組合の家畜診療所で実習をさせていただきました。実習では獣医師の方々に同行し、さまざまな診療現場を見学しました。現場では、基本的な診療方法や、牛への接し方などを学び、聴診や注射も実際に経験しました。また、子牛の臍部エコーや肥育牛の肺炎に対する内視鏡治療、繁殖牛の人工授精など、初めて学ぶ処置も多くありました。子牛や乳牛などさまざまな月齢、飼育目的の牛を見ることで、体格や飼育方法の違いについても学ぶことができました。さらに、診療所では乳汁検査、血液検査などについて、検査の手順や目的について学び、実際に体験しました。
実習を通して、牛の診療では、農家の方から得た情報や牛の外見、体温、聴診、各種検査の結果など、さまざまな情報を総合的に判断し、診断や治療につなげていることを学びました。特に、肉付きや姿勢、歩き方など、診療を行う前の全身状態の観察からも多くの情報を得られることが印象に残りました。また、これまで講義で詳しく学んでいない診察や検査についても、実際の現場で見ることで、その目的や方法を具体的に理解することができました。さらに、実際に注射などの手技を経験したことで、知識として理解するだけでなく、実践につなげることの難しさも実感しました。今回の実習を通して、大学で学んだ知識を現場で活用するためには、単に覚えるだけでなく、繰り返し学び、確実に身につけていくことが重要だと感じました。
今回の実習では、実際の診療現場を見学することで、産業動物獣医師がどのように牛の診療を行い、農家の方と関わっているのかを知ることができ、仕事内容への理解をより深めることができました。実習に参加することには少し勇気が必要でしたが、実際に現場に出てみると、さまざまな診療や検査を間近で見ることができ、「参加してよかった」と感じています。また、現役の獣医師の先生方から、仕事内容についてお話を伺ったり、大学生活についてアドバイスをいただいたりしたことも、貴重な経験となりました。大学では、講義だけでなく、実習などを通して実際の現場に触れることで、さまざまなことを学ぶことができます。興味を持ったことに一歩踏み出して挑戦することで、自分の視野を広げることができると思います。私自身も今回の経験をきっかけに、これからも興味を持ったことには積極的に挑戦していきたいと思います。