今月の学生実習教員からのレポート

獣医病理学実習I

顕微鏡を用いて病理組織を観察し、病気の成り立ちや病態を理解する

開講学年
3年生
開講月日
6月15日~7月10日
担当教員

教授 塚田 晃三、准教授 道下 正貴/獣医病理学研究室

獣医病理学実習Ⅰでは、講義で学んだ炎症、循環障害、変性・壊死などの基本的な病変を、実際の病理組織標本を顕微鏡で観察し、スケッチを通して理解を深めます。病理学は、病気がどのように起こり、なぜその症状が現れるのかを「目で見て考える」学問であり、将来あらゆる分野の獣医師に必要となる基礎力を養います。本実習では、事前にオンデマンド教材やバーチャルスライドを公開し、自宅でも予習・復習ができる環境を整えています。実習中は教員、実習嘱託、大学院生がサポートし、一人ひとりが理解を深めながら学べる体制となっています。

内容

  • 病理組織標本の観察と基本病変の形態評価
  • 病理組織学的診断の基礎と病態発生の理解
  • バーチャルスライドを活用した病理組織の学習
  • 顕微鏡所見に基づく病理学的考察

感想

学生の皆さんは、病変の特徴を観察するだけでなく、「なぜこのような変化が起こるのか」という病態まで積極的に考えながら実習に取り組んでいました。顕微鏡をのぞき込み、疑問点を教員や大学院生に質問しながら理解を深める姿が多く見られ、大変頼もしく感じました。病理学は、一見すると難しく感じられる学問ですが、病気の本質を理解できるようになると、臨床や公衆衛生、研究など、獣医学のあらゆる分野につながる面白さがあります。後期の獣医病理学実習Ⅱでは、狂犬病、牛伝染性リンパ腫、肥満細胞腫など、実際の動物のさまざまな疾患について学びます。今回身につけた基礎を生かし、さらに理解を深めてくれることを期待しています。

病理組織標本を顕微鏡で観察し、病変の特徴や病態について理解を深める実習の様子
病理組織標本を顕微鏡で観察し、病変の特徴や病態について理解を深める実習の様子
顕微鏡で病理組織標本を観察し、デジタル教材も活用しながら病変の特徴を学んでいる様子
顕微鏡で病理組織標本を観察し、デジタル教材も活用しながら病変の特徴を学んでいる様子

感想

学生の皆さんは、病変の特徴を観察するだけでなく、「なぜこのような変化が起こるのか」という病態まで積極的に考えながら実習に取り組んでいました。顕微鏡をのぞき込み、疑問点を教員や大学院生に質問しながら理解を深める姿が多く見られ、大変頼もしく感じました。病理学は、一見すると難しく感じられる学問ですが、病気の本質を理解できるようになると、臨床や公衆衛生、研究など、獣医学のあらゆる分野につながる面白さがあります。後期の獣医病理学実習Ⅱでは、狂犬病、牛伝染性リンパ腫、肥満細胞腫など、実際の動物のさまざまな疾患について学びます。今回身につけた基礎を生かし、さらに理解を深めてくれることを期待しています。